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胃カメラは初めてです。大丈夫でしょうか?(実例集:令和6年〜)

更新日:2014年6月13日

大丈夫です。
はじめての方も問題ありません。当院では胃カメラは中学生以上の方を対象にしていますが、検査ができなかった方はほとんどおられません。中学生・高校生の生徒さんも検査を受けられていますが、特に問題なく終了しています。
まずは「お鼻から」の検査をお勧めしています。
ご希望の方はもちろん「お口から」も可能です。
検査時間は概ね10分程度です。
ご相談ください(☎ 0833-45-2100)。

当院での初めての胃カメラの方の実際の状況は下記の通りです。

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令和6年3月2△日
患者さん:5⬜︎歳 女性(胃カメラ検査番号 6140)新患さん。職場検診での胃バリウム検査で穹窿部ポリープの疑いを指摘され、来院される。精査をご希望。経鼻で施行。嘔吐反射もほとんどなく問題なく終了。指摘のあった穹窿部に数個のポリープあり。いずれも胃底腺ポリープでがん化することはないことをお話しし、ご安心いただいた。

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令和6年3月2△日
患者さん:3⬜︎歳 男性(胃カメラ検査番号 6123)新患さん。いつもお世話になっている近医・内科専門の医師よりご紹介いただいた方。以前より心窩部痛があり、同医師を受診、末梢血検査でかなりの貧血を指摘され、精査目的で紹介となる。経鼻で施行。嘔吐反射もほとんどなく問題なく終了。十二指腸球部に深掘れの大きな潰瘍が前壁と後壁および大湾側に合計3カ所見られ、Kissing Ulcer状態。ピロリ菌抗体検査を追加。潰瘍の治療を先ずは開始。紹介していただいた同医師に検査結果を直ちに報告した。いつも紹介していただき、感謝の上にも感謝。

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令和6年3月2△日
患者さん:6⬜︎歳 男性(胃カメラ検査番号 6122)以前より感冒等のcommon diseaseにて時々来院される方。今回、2月の終わり頃から食思不振で精査希望にて来院。胃カメラは初めて。経鼻で施行。嘔吐反射もほとんどなく問題なく終了。十二指腸球部前壁の大きな深掘れの潰瘍を確認、これが今回の症状の原因。ピロリ菌抗体検査を追加。潰瘍の治療を先ずは開始。

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令和6年3月1△日
患者さん:5⬜︎歳 男性(胃カメラ検査番号 6114)新患さん。近隣の巨大企業の産業医・医師よりご紹介いただいた方。職場での検診でピロリ菌抗体陽性と判明、精査を勧められた。胃液の逆流がかなりあり、胸焼けありとのこと。胃カメラは初めて。経鼻で。広範囲に萎縮性胃炎を認め、ヘリコバクターピロリ感染性胃炎を確認。加えて、自覚症状通り、かなりの逆流性食道炎も併発。直ちに除菌治療を開始した。逆流性食道炎の治療はその後に。紹介して頂いた産業医先生にはいつもお世話になっている。直ちに報告した。このたびも感謝の上にも感謝。

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令和6年1月1△日
患者さん:2⬜︎歳 男性(胃カメラ検査番号 6030)新患さん。心窩部から右の季肋部にかけての痛みにて来院される。1ヶ月から特に食後に増悪するとのこと。お母さんと一緒にお見えになり、精査を希望される。胃カメラは初めて。経鼻で。嘔吐反射もほとんどなく問題なく終了。胃ポリープとAGMLを認めた。腹部エコーでは著変を認めず。胃カメラの映像をリアルタイムで観てもらいながらの、詳細な解剖学的な位置関係、病変の性状等についてお話しした。ポリープは胃底腺ポリープで良性であること、AGMLはPPIが著効すること等々。真面目そのものの医学部の学生さん。先日、在学中の最大の関門であるCBTに合格された由。平素より試験・試験で追い詰められる中、今回は中でも天下分け目の試練のテストで、尋常ならざるストレスであったと推察。現在、4年生。冬休み明けから病棟の実習に入られる由。ただ、本当の試練は医師免許取得後・研修医になってから。

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令和6年1月△日
患者さん:5⬜︎歳 男性(胃カメラ検査番号 6022)本年・第一例の方。新患さん。先日、右季肋部痛にて来院される。腹部エコー検査で胆石症・胆嚢炎と判明。胆嚢内に大きな結石がゴロゴロと。胃病変の除外のため、胃カメラを。胃カメラは初めて。経鼻で施行。嘔吐反射もほとんどなく問題なく終了。経鼻で施行。特段の所見を認めず、痛みは胆石以外はないことを確認。その後も、痛みが間欠的に生じ、治療が急がれるため、腹部CT検査は当院では施行しないで、総合病院・外科を手術目的で紹介、全てお任せとした。

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