ご心配ごもっともです。
連日、大腸内視鏡検査を施行させていただいておりますが、ほとんどの方が「痛みなし」で挿入させていただいております。検査開始から終了までは概ね30分前後です。
ただ、おなかの手術の既往があり、大腸が癒着で固定されている方の場合、あるいはS状結腸が極端に長く、大腸をたたみ込むのがやや困難な方は、多少の痛みを伴うことがあります。
検査中は、終始、患者さんとお話させて頂きながら、検査を進めさせて頂きます。もし痛みが生じた場合は、途中でも、ご希望であればいつでも検査を中断いたします。痛みが軽度で、検査の続行を希望される場合は、ご相談の上、挿入方向を変更しながら、なるべく痛みの少ない方法で施行させて頂きます。当院での大腸の一番奥までの挿入の成功率は概ね98%前後(直近の100例では全例成功)となっております。
内視鏡挿入後に大腸内腔を観察させていただく際、当院では炭酸ガスを使用しております。従来の空気による方法に比べて、お腹の張りは格段に改善しております。これは炭酸ガスの腸管からの吸収の速度が通常の空気に比べて100倍近く早いため、検査後にトイレに行かれる方はあまりおられず、行かれても短時間で済まれています。
ご相談ください(☎ 0833-45-2100)。
当院での実際の大腸検査の状況は下記の通りです。
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令和5年5月2△日
患者さん:6⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1745)新患さん。軟便と便秘を繰り返すため、上・下部の内視鏡検査をご希望。当院での大腸検査は初めて。先日、胃カメラで粘膜下腫瘍を認める。今回は大腸。3年前に他院で同検査を受けられた由。詳細は不明。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。横行結腸がかなり過長で、すぐにたわみが増悪するため、左側臥位とし尺取り虫のごとく、押しと引きを繰り返し、横行結腸をたたみ込む。切れ込みが深く、視野確保にかなり時間を要す。回盲部までの到達時間 31分。全大腸に出血をきたす病変は特にみられず、問題なく終了。(全検査時間:38 分)
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令和5年5月1△日
患者さん:8⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1744)高血圧症等にて当院で内服薬にて加療中の方。1年前、当院で大腸検査、その際は肝弯曲部に1ミリ前後のポリープを認めたが、小さいため経過観察とした。今回、フォローのため検査を希望され来院。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 17分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。前回のポリープを含め、大腸全体に憩室と小ポリープが散在性にみられたが、どれも小さいため経過観察とした。(全検査時間:23 分)次回の検査は5年後くらいでと。
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令和5年5月1△日
患者さん:5⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1743)高血圧症にて当院で内服薬にて加療中の方。当院で1年前、下行結腸のポリープ切除を受けていただいた。組織学的にはadenoma。今回はフォローのための検査。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。回盲部までの到達時間 14分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。横行結腸に亜有茎性のやや大きめポリープを2個認め、通常のEMR法でそれぞれ切除、吸引にてともに回収。病理検査へ。(全検査時間:27分)本人さん曰く、「ポリープが出来やすい体質なんですね。実は母も何度か腸のポリープを取っています。」との由。
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令和5年5月1△日
患者さん:7⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1742)検診で便潜血陽性を指摘され、精査をご希望の方。また、先日、当院で胃カメラを受けていただき、萎縮性胃炎が高度で、ピロリ胃炎と判明。先ずは大腸検査をご希望。同検査ははじめて。ループなしで順調にSDJを通過し、脾弯曲部を超え、肝湾曲部までの挿入したところで、ここからの挿入で痛みの訴えがあり、立ち会って頂いた奥さんともご相談、ご希望にて検査を中止した。挿入部までの大腸には癌はなし。年齢も考慮、無理はしないことに。(全検査時間:35分)引き続き懸案のピロリ菌の除菌治療を開始した。ポリープも大事、除菌も大事。
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令和5年5月1△日
患者さん:5⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1741)新患さん。職場検診で便潜血陽性を指摘され、精査を希望され来院。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 15分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸に出血をきたす病変は特にみられず、問題なく終了。(全検査時間:23 分)
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令和5年5月△日
患者さん:5⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1740)新患さん。職場検診で便潜血陽性を指摘され、精査を希望され来院。9年前に他院で痔核の手術を受けられたとのこと・詳細は不明。このたび、同院が閉院となり、フォローのため、当院での検査を希望される。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。SDJでループを何度も形成するため、その都度、right turn shortningを繰り返し施行。その上、横行結腸もかなり長めですぐにSDJでループを形成するため、左側臥位とし、十分な引き・吸引で肝彎曲部を超え、回盲部に到達。回盲部までの到達時間 24分。横行結腸に亜有茎性のやや大きめポリープを認め、通常のEMR法で切除、吸引にて回収。病理検査へ。(全検査時間:39分)ポリープが横行結腸のひだの裏にあり、呼吸性変動で見え隠れする状況で、視野が安定せず、適正な位置にスネアをかけるのに時間を要した。その後、病理検査が判明。組織学的にはcarcinoma in adenomaで早期がん。断端陰性で一安心。引き続き慎重にフォローを。10㎜弱の小さなポリープでも癌がありうること。当たり前だが、今後もその心構えで。
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令和5年5月△日
患者さん:3⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1739)新患さん。職場検診で便潜血陽性を指摘され、精査を希望され来院。大腸検査は初めて。以前、痔核の手術の既往あり。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 8分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸に出血をきたす病変は特にみられず、問題なく終了。(全検査時間:15 分)
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令和5年4月2△日
患者さん:6⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1738)今までに数回、当院で大腸ポリープを切除させていただいた方。ポリープを切っては出来、切ってはまた別のとこに出来のモグラたたき状態。前回はS状結腸のポリープを切除、組織学的には腺腫。今回もフォローのための検査。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。回盲部までの到達時間 9分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。今回は全大腸にポリープの再発はみられず、問題なく終了。(全検査時間:17分)今まで数回、検査、そのたび毎にポリープ切除となってきたが、今回でやっと無罪放免とさせていただいた。次回の検査は数年後でとお話しさせていただいた直後に、ご本人より年内に転居されるとのお話し。この秋に定年を迎えられるのを契機に、長く住まれた当地を離れ、故郷の北九州市に帰られる由。長いあいだ、本当にご苦労様でした。今後のフォローをお願いする北九州の病院に関し、具体的にご希望をお訊きしたところ、逆にアドバイスを求められる。紹介先の選定に少しでもお世話に立ちたい。まずは同級生を当たることに。
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令和5年4月2△日
患者さん:8⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1737)先日、当院でピロリ菌の除菌治療を受けていただいた方。11年前、大腸癌にて総合病院・外科で手術を受けられた由。癌の部位・切除範囲等の詳細は不明。今後のフォローを当院でご希望。無送気・浸漬法にて施行。回盲部までの到達時間 20分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。S状結腸にまずまずの大きさの亜有茎性のポリープを確認、スネアをかけて通常のEMR法で切除、吸引にて回収。病理検査へ。(全検査時間:35分)このところ、ポリープ切除の方が続いている。
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令和5年4月2△日
患者さん:5⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1736)当院で6年前、S状結腸のポリープ切除を受けていただいた方。組織adenoma。今回はフォローのための検査。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 11分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸にポリープの再発みられなかったが、横行結腸に広範に発赤、ビラン、ハウストラの消失がみられ、潰瘍性大腸炎が強く疑われたため、同部を生検した。問題なく終了。(全検査時間:21分)よくお聴きすると腹痛、下痢、粘血便が時々みられているとの由。診断確定後、治療開始とする。
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令和5年4月2△日
患者さん:7⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1735)数年前、当院でピロリ菌の除菌治療を受けていただいた方。このたびの市の大腸がん検診で便潜血陽性を指摘され、精査をご希望。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 20分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。下行結腸に亜有茎性のやや大きめポリープを認め、通常のEMR法で切除、吸引にて回収。病理検査へ。(全検査時間:40分)
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令和5年4月1△日
患者さん:5⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1734)先日、血便を主訴に来院された方、精査をご希望。以前、当院でピロリ菌の除菌治療を受けていただいた。便潜血陽性を確認。20歳台で痔核の手術の既往あり。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 9分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸に出血をきたす病変は特にみられず、問題なく終了。(全検査時間:18 分)
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令和5年4月1△日
患者さん:2⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1733)新患さん。著しい貧血にて来院となった方。生理出血がやや多めのため、まずは産婦人科を紹介するも子宮筋腫を含めて特段の病変なし。便潜血で強陽性のため、大腸検査を施行することに。もちろん初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。回盲部までの到達時間 10分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。横行結腸に茎の長い3cm大の分葉した大きなポリープを確認し、スネアをかけて切除。ポリープが大きめであったため、断端に太い流入動脈を確認、クリップを打ち、止血を確実とした。十分な洗浄で出血のないことを確認.バスケット鉗子でポリープを回収、病理検査に提出した。腫瘤が分葉状であったため、スネアがその枝葉にひかかり、スッポリと根っこまで適正な位置にスネアをかけるのに時間を要した。(全検査時間:43分)若い女性でも大きなポリープがありうること。当たり前の事だが、今後も要注意。
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令和5年4月1△日
患者さん:4⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1732)新患さん。1年くらい前から右側腹部痛をきたすため精査を希望され来院。排ガスが多く、数日間、全く排便ないこともありとの由。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 19分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸に特段の病変みられず、問題なく終了。(全検査時間:26 分)
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令和5年4月1△日
患者さん:5⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1731)新患さん。今回、検診で便潜血陽性を指摘され、精査を希望され来院。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 11分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸に出血をきたす病変は特にみられず、問題なく終了。(全検査時間:21 分)
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令和5年4月1△日
患者さん:6⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1730)9年前、当院で大腸検査、その際はS状結腸に1ミリ前後のポリープを認めたが、小さいため経過観察とした。今回、少し間隔が開いたが、フォローのため検査を希望され来院。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 10分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。以前みられたS状結腸はやはり大きくなっており、通常のEMR法で切除、吸引にて回収。病理検査へ。(全検査時間:17分)小さなポリープも9年も経つとやはり大きくなるもの。
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令和5年4月△日
患者さん:4⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1729)以前から便秘がちで、最近、排便時、拭くと時々血液の付着ありとの由。直腸鏡で6時方向に小さな外痔核あり。精査を希望される。大腸検査ははじめて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過するも、横行結腸がかなり過長で、すぐにたわみが増悪するため、左側臥位とし尺取り虫のごとく、押しと引きを繰り返し、横行結腸をたたみ込む。回盲部までの到達時間 28分。ちょっと時間を要した。直腸に亜有茎性のやや大きめポリープを認め、通常のEMR法で切除、吸引にて回収。病理検査へ。(全検査時間:44分)
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令和5年4月△日
患者さん:4⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1728)数年前、当院でピロリ菌の除菌治療を受けていただいた方。以前から軟便等の便通異常あり、整腸剤・止痢剤の服用でも改善しないため、心配され検査をご希望。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。回盲部までの到達時間 6分。全大腸に潰瘍性大腸炎等の炎症性の病変もみられず、問題なく終了。(全検査時間:14 分)今後も過敏性腸症候群として食生活の改善、内服薬での加療とした。
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令和5年4月△日
患者さん:5⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1727)高血圧症にて当院で内服薬にて加療中の方。当院で1年前、下行結腸のポリープ切除した方。組織学的にはadenoma。今回はフォローのための検査。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。回盲部までの到達時間 23分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。上行結腸に亜有茎性のやや大きめポリープを認め、通常のEMR法で切除、吸引にて回収。病理検査へ。(全検査時間:33分)
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令和5年3月3△日
患者さん:2⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1726)新患さん。腹痛と食思不振、排便がスッキリしないとの訴えで来院される。上・下部の内視鏡検査をご希望。先日の胃カメラでは逆流性食道炎を確認。今回は大腸。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 23分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸には特に病変はみられず、問題なく終了。(全検査時間:32 分)これで検査は一通り済み。内服薬でしばらく様子見とした。
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令和5年3月2△日
患者さん:4⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1725)新患さん。昨年、出張先の大分の病院で大腸ポリープ切除を受けられた由。詳細は不明、今回、フォローのため検査を当院でご希望。当院での大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 18分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸にポリープの再発なく特に問題みられず。(全検査時間:23分)ご安心いただく。
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令和5年3月2△日
患者さん:3⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1724)新患さん。先日、血便をきたして来院、精査を希望される。直腸鏡では著変見られず。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしで順調にSDJを通過し、脾弯曲部を超え、肝湾曲部までの挿入したところで、ご希望にて検査を中止した。同部までには出血をきたす病変はみられず。(全検査時間:34分)便潜血を再検することとした。
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令和5年3月2△日
患者さん:5⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1723)当院で高コレステロール血症等にて内服薬で治療中の方。今回、検診で便潜血陽性を指摘され、精査を希望され来院。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 14分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。下行結腸に亜有茎性のやや大きめポリープを認め、通常のEMR法で切除、吸引にて回収。病理検査へ。(全検査時間:28分)
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令和5年3月2△日
患者さん:5⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1722)今回、検診で便潜血陽性を指摘された方。お父さんが大腸癌で他界された由。かなり心配されている。先日、胃カメラは当院で済み。問題なし。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。回盲部までの到達時間 14分。全大腸に出血をきたす病変は特にみられず、問題なく終了。(全検査時間:25 分)ご安心いただく。
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令和5年3月2△日
患者さん:6⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1721)逆流性食道炎・片頭痛で当院にて内服薬で加療中の方。腹痛・腹満にて来院される。9年前にも当院で大腸検査、その際は特段の所見なし。今回、再検査をご希望。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 12分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸には特に病変はみられず、問題なく終了。(全検査時間:21分)先日20年住み慣れた戸建のお家を出られて、マンションに引っ越しされた。快適です、との由
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令和5年3月1△日
患者さん:5⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1720)先日、当院でピロリ菌の除菌治療を受けていただいた方。お父さんが食道がん、お母さんが大腸癌でそれぞれ他界された由。悪性腫瘍の濃厚な家族歴のため大腸の精査を希望される。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。回盲部までの到達時間 35分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。下行結腸とS状結腸にまずまずの大きさの亜有茎性のポリープを確認、それぞれスネアをかけて切除、吸引にて回収、ともに病理検査に提出した。(全検査時間:54分)
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令和5年3月1△日
患者さん:5⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1719)新患さん。今回、職場検診で便潜血陽性を指摘され、精査を希望され来院。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 12分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。下行結腸に有茎性のごろっとした大きなポリープを認め、これが出血源。通常のEMR法で切除した。(全検査時間:39分)ポリープが大きめで流入動脈が太く、断端から拍動性の出血があり、3本しっかりクリップを打ち、止血を確実とした。
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令和5年3月1△日
患者さん:4⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1718)当院で高尿酸血症等にて内服薬で治療中の方。当院で昨年、肝弯曲部のポリープ切除。その病理組織はadenoma。今回はフォローのための検査。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 6分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸にポリープの再発なく特に問題みられず。(全検査時間:13分)
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令和5年3月1△日
患者さん:8⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1717)高度の便秘にて漢方薬でフォロー中の方、2年前、他院で大腸検査、詳細は不明。今回、当院での検査をご希望。便潜血検査では陰性。ループなしで順調にSDJを通過し、脾弯曲部を超え、肝湾曲部までの挿入したところで、立ち会って頂いた娘さんともご相談、ご希望にて検査を中止した。高齢の方で、挿入部までの大腸には 癌はなし。無理はしないことに。(全検査時間:24分)大きな出血源はなさそう。
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令和5年3月 △日
患者さん:6⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1716)今回、検診で便潜血陽性を指摘され、精査を希望され来院。5年前、他院で大腸検査、その際、特に異常所見は指摘されず、20年前、近医で痔核手術の既往あり。当院での大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 15分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸に便潜血をきたす病変はみられず問題なく終了。(全検査時間:22分)
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令和5年3月 △日
患者さん:6⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1715)今までに3回、当院で大腸ポリープを切除した方。初回は3年前、1個のポリープを、2年前は2ヶ所を、昨年は1個のポリープを切除。組織学的には全て腺腫。今回はフォローのための検査。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 14分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸にポリープの再発なく特に問題みられず。(全検査時間:25分)ご安心いただく。次回の検査は数年後で。
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令和5年3月 △日
患者さん:5⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1714)当院で高コレステロール血症等にて内服薬で治療中の方。大腸がん検診で便潜血陽性を指摘され、精査希望にて来院。以前、2回、他院で大腸検査受けられている。その際、大きな病変は指摘されずとのこと。今回、当院で検査を希望される。S状結腸がかなり過長で全行程にわたり、同部がたわむため、尺取り虫のごとく、押しと引きを繰り返しつつ、内視鏡のたわみをちょっとずつ解除しながら、何とか回盲部に到達。回盲部までの到達時間 33分。かなり時間を要し、患者さんには申し訳なかった。全大腸に特段の病変みられず。(全検査時間:39 分)
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令和5年3月 △日
患者さん:5⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1713)新患さん。血便にて精査を希望され来院。他院で高血圧症にて内服治療を受けられている。大腸検査は初めて。ループなしで順調にSDJを通過し、脾弯曲部を超え、肝湾曲部までの挿入したところで、挿入困難となり、ご希望にて検査を中止した。挿入部までの大腸には 癌はなし。無理はしないことに。(全検査時間:56分)便潜血を再検で。
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令和5年2月2△日
患者さん:7⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1712)新患さん。血便を主訴に来院された。精査をご希望。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。回盲部までの到達時間 11分。全大腸に炎症性大腸疾患、虚血性大腸炎、憩室、ポリープ、腫瘍など、出血をきたす病変はみられず問題なく終了。(全検査時間:19 分)様子見とした。
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令和5年2月2△日
患者さん:6⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1711)当院で7年前、S状結腸のポリープ切除した方。その病理組織はadenoma。今回はフォローのための検査。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。回盲部までの到達時間 8分。今回も同じくS状結腸に亜有茎性のやや大きめポリープを認め、通常のEMR法で切除、吸引にて回収。病理検査へ。前回のポリープは病理で断端陰性であったため、今回の同部位のポリープは前回とは別物と思われる。(全検査時間:30分)今後も要注意。
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令和5年2月2△日
患者さん:6⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1710)逆流性食道炎にて当院にて内服薬で治療中の方。先日、排便時に粘血便をきたし、精査を希望され来院。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。回盲部までの到達時間 8分。上行結腸に亜有茎性のやや大きめポリープを認め、通常のEMR法で切除、吸引にて回収。病理検査へ。(全検査時間:23分)
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令和5年2月2△日
患者さん:8⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1709)新患さん。今回、検診で便潜血陽性を指摘され、精査を希望され来院。大腸検査は初めて。心臓ペースメーカー植え込み術を受けられている方。今回、検診で便潜血陽性を指摘され、精査を希望され来院。当院での大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 12分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。下行結腸およびS状結腸に2−3個ポリープを認めたが、どれも大きさが1㎜前後と小さく、年齢と基礎疾患も考慮し経過観察とした。問題なく終了。(全検査時間:21分)奥さんが脳の変性疾患で長期入院中とのこと、大変ですと。
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令和5年2月1△日
患者さん:4⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1708)以前、当院で胃カメラを受けて頂いた方。今回、腹痛と血便をきたし、精査を希望され来院。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。回盲部までの到達時間 21分。SDJでループを形成、right turn shortningを何度が施行し、押しですぐに同部にループを形成するため、尺取り虫のごとく、押しと引きを繰り返し、横行結腸をたたみ込み、回盲部に達する。下行結腸に広範に発赤、ビランがみられ、潰瘍性大腸炎等の特異的炎症性疾患の除外のため、同部を生検した。問題なく終了。(全検査時間:34分)
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令和5年2月1△日
患者さん:5⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1707)新患さん。今回、検診で便潜血陽性を指摘され、精査を希望され来院。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。回盲部までの到達時間 7分。全大腸には特に病変はみられず、問題なく終了。(全検査時間:14 分)検査終了直後、本人さん、「もう終わったのですか」との弁。精度の高い検査を、痛みなく、できるだけ短時間で。いつもこうありたい。
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令和5年2月1△日
患者さん:6⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1706)高血圧症にて当院で内服薬にて加療中の方。数年前、肺がんにて広島の病院で肺切除を受けて頂いた。術後経過良好で、ほぼ完治の状況で、まずは一息、企業の社長さんとしてバリバリお仕事をされ、元気で通院されていたところ、今度は、なんと、膀胱がんにて手術予定となる。大きな手術となるため、手術担当医師より当院に術前の上・下部消化管の内視鏡の精査のご依頼あり。先日は胃カメラ済み。今度は大腸検査。同検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。回盲部までの到達時間 49分。SDJでループを何度も形成するため、その都度、right turn shortningを繰り返し施行。その上、横行結腸もかなり長めのため、右側臥位とし、左トルクでもたわむ為、仰臥位に戻り、臍部を用手圧迫にてたわみを抑制したが、却ってたわみが増悪するのみで不可。再度、脾弯曲部まで引き返し、ここで右側臥位とし尺取り虫のごとく、押しと引きを繰り返し、横行結腸をたたみ込む。肝弯曲部でもたわみが強く、そのため左側臥位とし肝弯曲部を転げるように上行結腸から回盲部になんとか達する。加えて、残渣が多く、洗浄・吸引のため、かなり時間を要した。(全検査時間:55分)大腸全体に特に病変はみられず。これで手術までの準備は万端。手術担当の主治医に直ちに報告した。
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令和5年2月1△日
患者さん:4⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1705)新患さん。10数年前、腹痛と血便で近医・総合病院で精査を受けるも詳細は不明。今回、検診で便潜血陽性を指摘され、精査を希望され来院。当院での大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 10分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸に便潜血をきたす病変はみられず問題なく終了。(全検査時間:18分)お母さんが終始、立ち合われる。
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令和5年2月 △日
患者さん:3⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1704)新患さん。4-5年前に他院で2ヶ所ほど大腸ポリープ切除を受けられる。詳細は不明、今回、フォローのため検査を当院でご希望。当院での大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 16分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸にポリープの再発なく特に問題みられず。(全検査時間:23分)ご安心いただく。
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令和5年2月 △日
患者さん:4⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1703)当院で高血圧症等にて内服薬で治療中の方。今回、検診で便潜血陽性を指摘され、精査を希望され来院。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 8分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸に散在性に大腸憩室が見られ、これが原因。他には特に病変はみられず、問題なく終了。(全検査時間:18分)
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令和5年2月 △日
患者さん:4⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1702)新患さん。著しい便秘のため精査を希望され、ご来院。2―3週間、全く排便ないこともありとの由。2年前に便潜血陽性で他院にて大腸検査を受けられ、特に問題なかったとの由。当院での検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。回盲部までの到達時間 27分。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。前処置が不良で大量の残渣貯留のため洗浄・吸引を繰り返し、検査時間の大半を吸引時間に要した。回盲部を含め、大腸全体に特に器質的病変はみられず。(全検査時間:35分)安心して頂いた。便秘指導とした。
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令和5年2月 △日
患者さん:6⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1701)新患さん。右下腹部痛が続き、腹単で著明なガス像を認め、精査を希望される。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 13分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。直腸に亜有茎性のやや大きめポリープを認め、通常のEMR法で切除、吸引にて回収。病理検査へ。スネアを少し深めにかけたため、粘膜の切除範囲が大きくなり、そのため、切除断端よりwoozing様の出血があり、しっかりクリップを打ち、止血を確実とした。(全検査時間:38分)
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令和5年1月 3△日
患者さん:7⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1700)新患さん。昨年、他院で大腸検査を受けられ、その際、ポリープを指摘されたが、切除なしで経過観察となった由。今回、フォローのため検査を当院でご希望。当院での大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 8分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。下行結腸に亜有茎性のやや大きめポリープを認め、通常のEMR法で切除、吸引にて回収。病理検査へ。(全検査時間:23分)昨年、小倉の病院で冠動脈ステント治療を受けられている。5日間ほど抗凝固薬を休薬して頂いた。
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令和5年1月 2△日
患者さん:7⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1699)当院で高血圧症等にて内服薬で治療中の方。数年前に他院で大腸ポリープ切除を受けられる。詳細は不明、今回、フォローのため検査を当院でご希望。当院での大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 12分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。下行結腸およびS状結腸に2−3個ポリープを認めたが、どれも大きさが1㎜前後と小さいため経過観察とした。問題なく終了。(全検査時間:18分)次回の検査は数年後で。
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令和5年1月 2△日
患者さん:4⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1698)当院で高血圧症等にて内服薬で治療中の方。今回、検診で便潜血陽性を指摘され、精査を希望され来院。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 8分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸には特に病変はみられず、問題なく終了。(全検査時間:17分)十数年前、先天性の大動脈縮窄症にて他市の総合病院・心臓血管外科で胸部大動脈人工血管置換術を受けられており、術直後、当市に転居されることになり、紹介により当院で創処置を施行、以後、高血圧症に関して投薬治療中、お元気でフォローさせてもらっていた。今回、お仕事の関係で同市に戻られることになり、当時の執刀医に逆紹介とした。同外科医師は小生の以前からの古い友人。これも何かのご縁。長い間、通院、お疲れ様でした。
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令和5年1月 2△日
患者さん:4⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1697)当院で高尿酸血症等にて内服薬で治療中の方。今回、検診で便潜血陽性を指摘され、精査をご希望。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。回盲部までの到達時間 8分。上行結腸に亜有茎性のやや大きめポリープを認め、通常のEMR法で切除、吸引にて回収。病理検査へ。(全検査時間:27分)また、全大腸に多発性の憩室を認め、以前、憩室炎で高熱をきたし、入院加療を受けられた由。長年、介護関係の審査委員をされている。市の行政を裏で支えておられる方に敬意。
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令和5年1月 1△日
患者さん:4⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1696)新患さん。今回、検診で便潜血陽性を指摘され、精査を希望され来院。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。
前処置での下剤の服用方法に誤りがあり、大量の残渣のため、視野が確保できず、そのため、洗浄を繰り返しながらの検査となり、検査時間の大半を吸引時間に要した。回盲部までの到達時間 33分。全大腸に特に病変はみられず。(全検査時間:45分)
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令和5年1月 1△日
患者さん:7⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1695)当院で高コレステロール血症等にて内服薬で治療中の方。昨年10月ごろから下腹部痛があり、便潜血も陽性のため精査を希望される。いつも通り、無送気・浸漬法にて始めたが、S状結腸に多発性の憩室を認め、本来の進行方向が見定められず、憩室を本通りと一見見間違うほど。やむなく送気方法に変更、やっと視野が確保される。回盲部までの到達時間 27分。他の全大腸にも多数の憩室がみられ、これが、便潜血の原因と思われた。問題なく終了。(全検査時間:29分)内視鏡による憩室穿孔も宜なるかな。
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令和5年1月 1△日
患者さん:4⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1694)当院にて5年前より潰瘍性大腸炎の診断で、内服薬・アサコールで治療中の方。今回、フォローのための大腸検査を施行。無送気・浸漬法にて施行。いつも通りの無送気・浸漬法にて開始、回盲部までの到達時間 19分。ループなしでSDJを通過、脾弯曲部に至り、横行結腸から肝弯曲部を経て回盲部まで型通りに挿入。前回の大腸検査でみられたS状結腸から直腸にかけてのただれ・発赤・出血いずれもほぼ消失。腹痛・下痢等の自覚症状もほぼ消退し、アサコールが著効している。今後も同薬剤で継続治療。(全検査時間:28分)
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令和5年1月 1△日
患者さん:7⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1693)当院で高脂血症等にて内服薬で治療中の方。今回、検診で便潜血陽性を指摘され、精査を希望され来院。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 7分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸には特に病変はみられず、問題なく終了。(全検査時間:14分)
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令和5年1月 △日
患者さん:4⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1692)本年・大腸検査・第一例の方。新患さん。今回、検診で便潜血陽性を指摘され、精査を希望され来院。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 9分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸には特に病変はみられず、問題なく終了。(全検査時間:15分)安心して頂いた。
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