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「大腸の内視鏡検査」は本当に痛くありませんか?(実例集:令和6年〜)

更新日:2020年1月1日

ご心配ごもっともです。
連日、大腸内視鏡検査を施行させていただいておりますが、ほとんどの方が「痛みなし」で挿入させていただいております。検査開始から終了までは概ね30分前後です。
ただ、おなかの手術の既往があり、大腸が癒着で固定されている方の場合、あるいはS状結腸が極端に長く、大腸をたたみ込むのがやや困難な方は、多少の痛みを伴うことがあります。
検査中は、終始、患者さんとお話させて頂きながら、検査を進めさせて頂きます。もし痛みが生じた場合は、途中でも、ご希望であればいつでも検査を中断いたします。痛みが軽度で、検査の続行を希望される場合は、ご相談の上、挿入方向を変更しながら、なるべく痛みの少ない方法で施行させて頂きます。当院での大腸の一番奥までの挿入の成功率は概ね98%前後(直近の100例では全例成功)となっております。
内視鏡挿入後に大腸内腔を観察させていただく際、当院では炭酸ガスを使用しております。従来の空気による方法に比べて、お腹の張りは格段に改善しております。これは炭酸ガスの腸管からの吸収の速度が通常の空気に比べて100倍近く早いため、検査後にトイレに行かれる方はあまりおられず、行かれても短時間で済まれています。
ご相談ください(☎ 0833-45-2100)。
当院での実際の大腸検査の状況は下記の通りです。

 

 

 

 

 

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令和6年12月1△日

患者さん:6⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1966)高血圧症等にて当院で投薬にて治療中の方。1年前、当院にて下行結腸のポリープ切除を受けて頂いた。組織はadenoma。今回、フォローのための検査。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 8分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。今回はポリープの再発なし。前回のポリープ切除断端も綺麗に治癒。(全検査時間:15分)次回の大腸検査は数年後で、その間は便潜血でのフォローで。

1回目:(大腸検査番号 1802)・令和5年11月・回盲部までの到達時間 22分(全検査時間:40分)上行結腸のポリープ切除・組織はadenoma。

今回:(大腸検査番号 1966)・令和6年12月・回盲部までの到達時間 8分(全検査時間:15分)異常所見なし。

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令和6年11月1△日
患者さん:4⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1953)もともと胃ポリープ(良性)にて当院でフォロー中の方。先日の胃カメラにて食道カンジダ症が判明、内服薬にて加療済み。患者さんの祖父さんが大腸癌であったため、ご本人も大腸の検査を希望される。症状は特にない。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。S状結腸がかなり過長で、SDJで容易にループを形成するため、何度もright turn shortningを繰り返し施行した。ここが辛抱どころ。脾弯曲部に至り、横行結腸から肝弯曲部を経て何とか回盲部まで到達。回盲部までの到達時間 29分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸に特段の病変はみられず、問題なく終了。(全検査時間:35分)ご安心いただいた。

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令和6年10月1△日
患者さん:5⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1942)高コレステロール血症にて当院で投薬にて治療中の方。今回、血便の訴えにて来院。便潜血検査で陽性を確認。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。回盲部までの到達時間 15分。S状結腸に有茎性のかなり大きめポリープを認め、スネアで切除、バスケット鉗子で回収、病理検査へ。(全検査時間:29分)。

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令和6年9月2△日
患者さん:4⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1934)新患さん。職場検診での腫瘍マーカー・CEAの上昇と便潜血検査・陽性を指摘され、精査を希望される。消化器症状は特になし。上・下部消化管内視鏡検査。先日、まずは胃カメラにてピロリ菌胃炎と判明、除菌治療を受けていただいた。今回は大腸。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 9分。全大腸に腫瘍性の病変はみられず、問題なく終了。(全検査時間:17分)腫瘍マーカー・CEAの上昇をきたす特段の病変は指摘できず。ご安心いただいた。

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令和6年9月1△日
患者さん:6⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1933)新患さん。全身倦怠感の訴えにて来院。血液検査で、かなりの貧血を確認。9年前に胃がんで胃全摘術を受けている。便潜血陽性もあり、上・下部消化管内視鏡検査を予定。先ずは大腸検査から。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 19分。男性の方にしてはS状結腸がかなり過長のため、たたみ込みに時間を要する。全大腸に出血をきたす特段の病変はみられず、問題なく終了。(全検査時間:32分)胃カメラは先日、職場検診で受けられ、異常なし。貧血の原因は胃切除に伴うものと確定。引き続き鉄剤の投与を続行とする。

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令和6年9月1△日
患者さん:5⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1931)新患さん。職場検診での便潜血検査で陽性を指摘され、精査を希望される。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 7分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。直腸に亜有茎性のやや大きめポリープを認め、通常のEMR法で切除、吸引にて回収。病理検査へ。(全検査時間:20分)「思ったほど痛くありませんでした」と仰っていただく。日々の診療の励みに。

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令和6年9月△日
患者さん:5⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1929)平素、ワクチン接種等を希望され、時折、来院される方。今回、排便時に出血がみられるとのことで精査を希望される。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 18分。全大腸に出血をきたす特段の病変はみられず、問題なく終了。(全検査時間:24分)ご安心いただいた。

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令和6年9月△日
患者さん:6⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1928)高血圧症・高コレステロール血症にて当院で投薬にて治療中の方。職場検診での便潜血検査で陽性を指摘され、精査を希望される。大腸検査は初めて。この方も少し難しい方であった。S状結腸と横行結腸がかなり過長で、SDJとmid-transでループを形成、二重苦となり、right turn shortningを何度が施行し、適宜、右側臥位および仰臥位で尺取り虫のごとく、押しと引きを繰り返すも不可、左側臥位に戻ってもらい、脾弯曲部まで戻り、徐々に横行結腸をたたみ込み、肝弯曲部を展開・同部を通過、回盲部に達する。回盲部までの到達時間 54分。S状結腸に30mm超えの有茎性の巨大なポリープを確認、これが、便潜血の原因。ポリープが巨大すぎて通常のスネアに収まりきらないため、通常のEMR法で切除不可と判断、総合病院・消化器内科を紹介することとした。(全検査時間:59分)

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令和6年8月2△日
患者さん:8⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1925)当院で高血圧症・高コレステロール血症にて当院で投薬にて治療中の方。10年前、当院でS状結腸のポリープを2個切除受けていただいた。病理組はadenoma。今回は今回、フォローのための検査。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 13分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。上行結腸と直腸に亜有茎性のポリープを認め、スネアをかけてそれぞれを切除、病理検査に提出した。(全検査時間:31分)。書道の先生。夏休み・冬休みは生徒さんの指導で特にお忙しい。

1回目:(大腸検査番号 470)・平成26年9月・回盲部までの到達時間 15分(全検査時間:73 分)S状結腸2カ所のポリープ切除・組織学的にはadenoma。
今回:(大腸検査番号 1925)・令和6年8月・回盲部までの到達時間 13分(全検査時間:31 分)上行結腸と直腸に亜有茎性のポリープ・切除。組織は結果待ち。

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令和6年8月2△日
患者さん:5⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1924)新患さん。先日、排便時に出血がみられるとのことで精査を希望される。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 9分。S状結腸に有茎性のかなり大きめポリープを認め、スネアで切除、バスケット鉗子で回収、病理検査へ。(全検査時間:36分)。腫瘤が大きかったため、スネアがポリープの縁にひかかり、スッポリと根っこまで適正な位置にスネアをかけるのに時間を要した。断端にしっかりクリップを打ち、止血を確実とした。

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令和6年8月1△日
患者さん:4⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1920)先日、当院での胃カメラにてピロリ菌胃炎と判明、除菌治療を受けていただいた方。今回は便秘がちのため、大腸検査をご希望。同検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。回盲部までの到達時間 17分。SDJでループを何度も形成するため、その都度、right turn shortningを繰り返し施行。その上、横行結腸もかなり長めのため、臍部を用手圧迫にてたわみを抑制しながら、尺取り虫のごとく、押しと引きを繰り返し、回盲部に達する。全大腸に出血をきたす特段の病変はみられず、問題なく終了。(全検査時間:28分)ご安心いただいた。

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令和6年8月△日
患者さん:3⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1919)新患さん。先日、職場検診での便潜血検査で陽性を指摘され、精査を希望される。大腸検査は初めて。排便は2−3日毎とのこと。元々、痔核があり、妊娠時に増悪した由。この方も少し難しい方であった。S状結腸がかなり過長でSDJ急峻なため、容易にループを形成するため、その都度、right turn shortningを施行、尺取り虫のごとく、押しと引きを繰り返し、左側臥位にて肝弯曲部を展開、回盲部に達する。回盲部までの到達時間 30分。この操作の際、やや痛みの訴えあり。全大腸に出血をきたす器質的病変は特段みられず、問題なく終了。痔核も今のところ問題なし。(全検査時間:40分)安心していただく。

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令和6年8月△日
患者さん:7⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1918)逆流性食道炎にて当院で内服薬にて加療中の方。排便時に拭くと血液が付着するとのことで、精査を希望される。直腸鏡では痔核等みられず。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 10分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸に出血をきたす器質的病変は特段みられず、問題なく終了。(全検査時間:19分)

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令和6年8月△日
患者さん:7⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1917)高血圧症等にて当院で投薬にて治療中の方。1年前、当院にて下行結腸のポリープ切除をうけていただいた。組織はadenoma。今回、フォローのための検査。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 9分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。今回はポリープの再発なし。前回のポリープ切除断端も綺麗に治癒。(全検査時間:18分)次回の大腸検査は数年後で、その間は便潜血でのフォローで。

1回目:(大腸検査番号 1755)・令和5年6月・回盲部までの到達時間 11分(全検査時間:24分)下行結腸のポリープ切除・組織はadenoma。
今回:(大腸検査番号 1886)・令和6年5月・回盲部までの到達時間 9分(全検査時間:18分)異常所見なし。

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令和6年7月3△日
患者さん:4⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1915)新患さん。先日、職場検診での便潜血検査で陽性を指摘され、精査を希望される。元々便秘がちで市販の下剤を多用されているとのこと。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 19分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸に出血をきたす特段の病変はみられず、問題なく終了。(全検査時間:28分)ご安心いただいた。

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令和6年7月2△日
患者さん:3⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1914)
過敏性腸症候群として内服薬で経過観察中の方。食後の腹痛・腹満があり、1日にトイレに2−3回行かれる由。時々、お腹を下される。数年前に他院で大腸検査を受けられ、病変の指摘はなかったとのこと。再検査を希望される。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 25分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸に器質的病変なし。(全検査時間:33分)過敏性腸症候群の診断で問題なさそう。引き続き、内服薬で。

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令和6年7月2△日
患者さん:4⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1913)新患さん。普段から左下腹部痛あり。先日、職場検診での便潜血検査で陽性を指摘され、精査を希望される。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 23分。検査中・SDJを通過する際、少し痛みの訴えあり。器質的な出血源はなし。SDJのカーブがかなり急峻なため、普段みられる腹痛はここを腸管内容が通過する際のものと思われた。(全検査時間:33分)

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令和6年7月2△日
患者さん:3⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1912)感冒等のcommon diseaseにて時々来院される方。今回、下腹部の違和感・血便にて精査を希望される。上・下部の内視鏡検査とした。先日、胃カメラで食道裂孔ヘルニアを確認、大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 7分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸に散在性に大腸憩室が見られ、これがどうも症状の原因。他には特に病変はみられず、問題なく終了。(全検査時間:15分)

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令和6年7月2△日
患者さん:5⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1911)
当院で高コレステロール血症にて投薬治療中の方。排便時の出血にて精査をご希望。便潜血検査では所見なし。大腸検査は初めて。無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、脾弯曲部に至り、横行結腸から肝弯曲部を経て回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 16分。全大腸にポリープを含め、出血源はみられず問題なく終了。(全検査時間:26分)医療機関にお勤めの方で、大腸内視鏡検査の有益性を十分に認識されている。ご安心いただく。

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令和6年7月2△日
患者さん:4⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1910)新患さん。先日、職場検診での便潜血検査で陽性を指摘され、精査を希望される。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて開始。挿入困難な方であった。S状結腸と横行結腸がかなり過長で、SDJとmid-transでループを形成、二重苦となり、right turn shortningを何度が施行し、適宜、右側臥位および仰臥位で尺取り虫のごとく、押しと引きを繰り返すも不可、左側臥位に戻ってもらい、脾弯曲部まで戻り、徐々に横行結腸をたたみ込み、肝弯曲部を展開・同部を通過、回盲部に達する。回盲部までの到達時間 26分。全大腸に出血をきたす器質的病変は特段みられず、問題なく終了。患者さんには長時間無理をお願いした。(全検査時間:34分)

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令和6年7月1△日
患者さん:7⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1909)当院で高血圧症・高コレステロール血症等にて当院で投薬にて治療中の方。以前、急性心筋梗塞で、他院にて冠動脈テントを留置していただいた。その後、当院にて抗凝固療法も併せて加療中。8年前、当院で上行結腸のポリープ切除、6年前は直腸のポリープで様子見とした。今回、3回目の大腸検査・フォローのため。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 13分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。今回はS状結腸の小ポリープのみで経過観察とした。(全検査時間:23分)線維筋痛症もながく治療を受けられている。辛抱強い方、心中お察しする。

1回目:(大腸検査番号 728)・平成28年3月・回盲部までの到達時間 24分(全検査時間:39 分)上行結腸のポリープ・切除
2回目:(大腸検査番号 1113)・平成30年11月・回盲部までの到達時間 31分(全検査時間:43 分)直腸の小ポリープ・経過観察
今回:(大腸検査番号 1909)・令和6年7月・回盲部までの到達時間 13分(全検査時間:23分)S状結腸の小ポリープ・経過観察

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令和6年7月1△日
患者さん:7⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1908)
高血圧症・高脂血症等にて当院で投薬にて治療中の方。今回、定期の血液検査にて突然の重症貧血を認め、便潜血検査で強陽性を確認。緊急で上・下部の内視鏡検査とした。まずは胃カメラで異常所見なしを確認、さて大腸検査。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、肝弯曲部近傍の横行結腸に大きな不整な易出血性の腫瘍を確認、ほぼ管腔は腫瘍で閉塞されており、これより口側の大腸への挿入不可。ここで数カ所、バイオプシーとした。この腫瘍部までの到達時間 22分。問題なく終了。(全検査時間:32分)同時に通院されている心療内科の医師と連絡を取りながら、次回の診察時は東京在住の弟さんの同伴をお願いした。病理の結果が出次第、外科紹介とすることに。

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令和6年7月1△日
患者さん:5⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1907)新患さん。医療機関にお勤めの方。先日、職場検診での便潜血検査で陽性を指摘され、精査を希望される。以前、胃がん検診にて当院に初めて来院される。胃には異常所見なし。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 19分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸に器質的病変なし。(全検査時間:29分)ご安心いただく。

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令和6年6月2△日
患者さん:7⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1898)新患さん。味覚異常の訴えにて胃カメラを希望され、来院される。内視鏡所見も抗体検査も陽性でピロリ菌胃炎と判明、除菌治療を開始。以前から時々、便の色調異常ありとのことで下部検査も希望される。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 14分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸に器質的病変なし。(全検査時間:21分)

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令和6年6月1△日
患者さん:7⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1897)以前、当院での胃カメラで胃がんがみつかり、総合病院紹介、早期癌であったため、内視鏡的に切除・ESDを受けていただいた方。6年前、当院での大腸検査でS状結腸と直腸・2カ所のポリープ切除を受けていただき、今回、フォローで。下腹部痛と便潜血も陽性。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 14分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。Bauhin弁のすぐ頭側に亜有茎性のポリープを認めた。スネアをかけて切除、病理検査に提出した。(全検査時間:25分)。

1回目:(大腸検査番号 994)・平成29年10月・回盲部までの到達時間 16分(全検査時間:43 分)S状結腸と直腸・2カ所のポリープ切除・組織学的にはadenoma。
今回:(大腸検査番号 1897)・令和6年6月・回盲部までの到達時間 14分(全検査時間:25 分)Bauhin弁にポリープ・切除。組織学的にはadenoma。

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令和6年6月1△日
患者さん:4⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1896)甲状腺等のCommon diseaseにて時々来院される方。検診で便潜血陽性を指摘され、精査をご希望。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 19分。S状結腸に亜有茎性のかなり大きめポリープを認め、通常のEMR法で切除、バスケット鉗子で回収、病理検査へ。(全検査時間:37分)。悪玉コレステロールがかなり高値のため、毎日10000歩を歩かれている。

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令和6年6月1△日
患者さん:6⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1895)糖尿病・高血圧症にて当院で投薬にて治療中の方。先日、職場検診での便潜血検査で陽性を指摘され、精査を希望される。大腸検査は初めて。無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、脾弯曲部に至り、横行結腸から肝弯曲部を経て回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 42分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸にポリープを含め、出血源はみられず問題なく終了。(全検査時間:48分)同席された奥さんにも安心していただく。Full doseの内服薬でHbA1C下りが今ひとつ、お注射をお勧めしているところ。

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令和6年6月1△日
患者さん:6⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1894)新患さん。今回、検診で便潜血陽性と貧血を指摘され、精査をご希望。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 22分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。横行結腸(肝弯曲部)に亜有茎性のポリープを認めた。スネアをかけて切除、病理検査に提出した。(全検査時間:37分)。医療機関にお勤めの方、「ほとんど痛くありませんでした」と仰っていただく。日々の診療の励みに。

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令和6年6月1△日
患者さん:5⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1893)当院で高コレステロール血症にて投薬なしで経過観察中の方。今回、検診で便潜血陽性と貧血を指摘され、精査をご希望。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 10分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。S状結腸に亜有茎性のやや大きめポリープを認め、通常のEMR法で切除、吸引にて回収。病理検査へ。(全検査時間:33分)

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令和6年6月△日
患者さん:8⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1892)高血圧症等にて当院で治療中の方。粘液便が続くため、精査をご希望。便潜血は陰性。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 9分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸に炎症性疾患を含め、腫瘍性病変はみられず。問題なく終了。(全検査時間:17分)先日の胃カメラでピロリ菌胃炎と判明、本日より除菌治療を開始。太公望の方、もともと釣船を所有されていたが、先日、手放された由、今は釣り仲間の方の船に同船され、日々楽しんでおられる。毎回、定期の通院時に、釣果・釣り情報を頂く。

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令和6年6月△日
患者さん:4⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1891)新患さん。先日、排便時に鮮血の排便あり。精査を希望され、来院。初めての出血。大体、3日毎に排便ありとのこと。便潜血は陰性。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 15分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸に炎症性変化、ポリープおよび癌を含めた腫瘍などの病変はみられず、安心していただいた。(全検査時間:25分)接骨院で痩身の電気治療を受けられているとのこと。

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令和6年6月△日
患者さん:6⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1890)新患さん。このところ便柱が細くなってきたとの訴えで、大腸検査を希望され来院。排便は毎日あり。便潜血は陰性。直腸指診では腫瘤触知せず。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 9分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。直腸に便柱が細くなる器質的病変なし。(全検査時間:18分)お知り合いに当院での大腸検査を勧められたとの由。有り難いこと。

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令和6年5月3△日
患者さん:3⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1889)新患さん。今回、検診で便潜血陽性と貧血を指摘され、精査をご希望。もともと便秘がちで数日間、全く排便ないこともありとの由。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 16分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。全大腸にポリープを含め、出血源はみられず問題なく終了。(全検査時間:25分)硬便による肛門裂創による出血と思われる。便秘指導を。

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令和6年5月2△日
患者さん:6⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1888)糖尿病・高血圧症・脂質異常症にて当院で投薬にて治療中の方。腰背部痛にて精査中。先日、胃カメラにてピロリ菌胃炎と判明、除菌治療施行。今回は大腸。大腸検査は初めて。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 8分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。横行結腸に2個の亜有茎性のポリープを認めた。うち1個は2−3㎜と小さめであったため、他方のみスネアをかけて切除、病理検査に提出した。(全検査時間:21分)。

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令和6年5月2△日
患者さん:5⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1887)1年前、当院にて横行結腸のポリープ切除をうけていただいた方。病理検査で早期癌と判明、今回、フォローのための検査。前回の切除断端は陰性で、CT検査で肺・肝転移ないことを確認済み。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。今回も前回と同様、かなり困難な挿入となった。SDJでループを何度も形成するため、その都度、right turn shortningを繰り返し施行。その上、横行結腸もかなり長めですぐにSDJでループを形成するため、回盲部に到達までにかなり時間を要した。回盲部までの到達時間 37分。肝彎曲部に亜有茎性のやや大きめポリープを認め、通常のEMR法で切除、吸引にて回収。病理検査へ。組織学的にはadenoma。(全検査時間:50分)

1回目:(大腸検査番号 1740)・令和5年5月・回盲部までの到達時間 24分(全検査時間:39 分)横行結腸のポリープ切除。組織学的にはcarcinoma in adenoma
今回:(大腸検査番号 1887)・令和6年5月・回盲部までの到達時間 37分(全検査時間:50 分)肝彎曲部にポリープを認め、切除。組織学的にはadenoma

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令和6年5月2△日
患者さん:4⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1886)以前、血便にて当院で2回、大腸検査を受けていただいた方。その際は、2回とも特に病変は見られず。今回は、このところ便柱が細くなってきたとのことで、再検査を希望され来院。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。回盲部までの到達時間 14分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。ループなしでSDJを通過、脾弯曲部に至り、横行結腸から肝弯曲部を経て回盲部まで型通りに挿入。全大腸にポリープおよび癌を含めた腫瘍などの病変はみられず、安心していただいた。(全検査時間:23分)次回の大腸検査は数年後で、その間は便潜血でのフォローで。

1回目:(大腸検査番号 608)・平成27年7月・回盲部までの到達時間 12分(全検査時間:25 分)異常所見なし。
2回目:(大腸検査番号 1105)・平成30年10月・回盲部までの到達時間 18分(全検査時間:28 分)異常所見なし。
今回 :(大腸検査番号 1886)・令和6年5月・回盲部までの到達時間 14分(全検査時間:23分)異常所見なし。

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令和6年4月1△日
患者さん:4⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1870)当院で高血圧症・高コレステロール血症等にて投薬治療中の方。今回、検診で便潜血陽性を指摘され、精査をご希望。大腸検査は初めて。無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、脾弯曲部に至り、横行結腸から肝弯曲部を経て回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 9分。全大腸にポリープを含め、出血源はみられず問題なく終了。(全検査時間:17分)

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令和6年4月1△日
患者さん:5⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1869)
当院で高血圧症等にて投薬治療中の方。普段から便通が良かったり悪かったり、精査をご希望。以前も同様の症状で大腸検査、特に所見を認めず。今回、フォローの検査。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。回盲部までの到達時間 10分。大腸全体に通過障害をきたす器質的病変見られず、問題なく終了。経過観察とした。(全検査時間:20 分)

1回目:(大腸検査番号 677)・平成27年12月・回盲部までの到達時間 14分(全検査時間:25分)異常所見なし。
今回 :(大腸検査番号 1869)・令和6年3月・回盲部までの到達時間 10分(全検査時間:20分)異常所見なし。

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令和6年4月△日
患者さん:7⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1866)新患さん。海外居住の方。検診で便潜血陽性を指摘され、精査をご希望。大腸検査は初めて。無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、脾弯曲部に至り、横行結腸から肝弯曲部を経て回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 11分。下行結腸に亜有茎性のやや大きめポリープを認め、通常のEMR法で切除、吸引にて回収。病理検査へ。(全検査時間:31分)当地のご出身。奥さんと一緒に来院される。50数年前、20歳で海外に渡られたとのこと。日本人の奥さんとは現地海外旅行中に知り合われた由。年に何度か帰国される。今回の滞在中に総ざらいの検査をご希望。至急、胃カメラを。人生いろいろ。

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令和6年3月2△日
患者さん:5⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1863)4年前、当院での大腸検査でS状結腸に1−2ミリ大の小ポリープを認めたが、大きさが小さいため、様子見とした方(大腸検査番号 1304)。今回はフォローのための検査。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。回盲部までの到達時間 7分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。今回、なんと、S状結腸のポリープが径3cm大超えに大きくなっており、ビックリ。腫瘤が有茎性で分葉状であったため、スネアがその枝葉にひかかり、スッポリと根っこまで適正な位置にスネアをかけるのに時間を要した。断端にしっかりクリップを打ち、止血を確実とした。十分な洗浄で出血のないことを確認.バスケット鉗子でポリープを回収、病理検査に提出した。(全検査時間:28分)1−2ミリ大の小さなポリープも4年経つと巨大化すること、まあ当たり前だが、今後、ポリープをフローする際、内視鏡の検査の期間を少し短くすることを検討する必要あり。

1回目:(大腸検査番号 1304)・令和2年4月・回盲部までの到達時間 13分(全検査時間:23分)S状結腸の小ポリープ・経過観察
今回 :(大腸検査番号 1863)・令和6年3月・回盲部までの到達時間 7分(全検査時間:28分)S状結腸・ポリープ切除

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令和6年3月2△日
患者さん:5⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1862)当院で高コレステロール血症等にて内服薬で治療中の方。1年前、当院で下行結腸のポリープを切除させていただく。組織は腺腫。今回はフォローのための検査。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。回盲部までの到達時間 12分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。今回はポリープの再発なし。前回のポリープ切除断端も綺麗に治癒。(全検査時間:24分)次回の大腸検査は数年後で、その間は便潜血でのフォローで。

1回目:(大腸検査番号 1723)・令和5年3月・回盲部までの到達時間 14分(全検査時間:28分)下行結腸ポリープ切除
今回 :(大腸検査番号 1862)・令和6年3月・回盲部までの到達時間 12分(全検査時間:24分)ポリープの再発なし。

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令和6年3月1△日
患者さん:6⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1861)1年前、当院で直腸のポリープを切除させていただいた方。組織は腺腫。今回はフォローのための検査。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。回盲部までの到達時間 18分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。今回はポリープの再発なし。前回のポリープ切除の太い断端も綺麗に治癒。(全検査時間:28分)次回の大腸検査は数年後で、その間は便潜血でのフォローで。

1回目:(大腸検査番号 1701)・令和5年2月・回盲部までの到達時間 13分(全検査時間:38分)直腸ポリープ切除
今回:(大腸検査番号 1861)・令和6年1月・回盲部までの到達時間 18分(全検査時間:28分)ポリープの再発なし。

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令和6年1月 1△日
患者さん:6⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1839)新患さん。8年前、中国地方の某大学病院で大腸検査を受けられ、その際、13個のポリープ切除となった由。その後、毎年、同検査を受けられ、毎回、ポリープ切除となっていたとのこと。4年前、福岡に引越しをされてからは検査からは遠ざかっておられた。今回、出身地の当地にUターンされる。4年ぶりのフォロー検査を希望され当院にご来院。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 21分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。今回はポリープの再発なし。(全検査時間:31 分)

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令和6年1月 1△日
患者さん:2⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1838)1年前、当院で横行結腸の巨大ポリープを切除させていただいた方。組織はjuvenile polyp。今回はフォローのための検査。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。回盲部までの到達時間 17分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。今回はポリープの再発なし。前回切除のポリープの太い断端も綺麗に治癒。(全検査時間:25 分)今後は便潜血でのフォローで。

1回目:(大腸検査番号 1733)・令和5年4月・回盲部までの到達時間 10分(全検査時間:43 分)横行結腸ポリープ切除
今回 :(大腸検査番号 1838)・令和6年1月・回盲部までの到達時間 17分(全検査時間:25分)ポリープの再発なし。

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令和6年1月 1△日
患者さん:4⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1837)
新患さん。もともと便秘がちで、このところ便柱が細くなってきたとのことで、大腸検査を希望され来院。いつも通り、無送気・浸漬法にて施行。ループなしでSDJを通過、回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 11分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。直腸に亜有茎性のやや大きめポリープを認め、通常のEMR法で切除、吸引にて回収。病理検査へ。(全検査時間:29分)

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令和6年1月 1△日
患者さん:7⬜︎歳 女性(大腸検査番号 1836)新患さん。2年前、虚血性腸炎の既往があり、このところ便柱が細くなってきたとのことで、大腸検査を希望され来院。以前、県内の総合病院で大腸検査を受けられた際、痛みが高度のため、同市内の別の医療機関で全身麻酔で眠らせてもらっての検査を受けられた由。2年前に当地に転居のため、今回、当院に来院される。この方もS状結腸がかなり長めであったが、徹底した脱気が奏功、ループなしでSDJを通過、脾弯曲部に至り、横行結腸から肝弯曲部を経て回盲部まで型通りに挿入。回盲部までの到達時間 23分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。直腸を含め、全大腸に便柱が細くなる器質的病変なし(全検査時間:31分)。検査前、痛みに対しかなり不安を訴えておられたが、無事検査終了に安堵される。

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令和6年1月 △日
患者さん:3⬜︎歳 男性(大腸検査番号 1835)本年・第一例の方。新患さん。大腸検査は初めて。検診にて便潜血陽性を指摘され、精査を希望される。無送気・浸漬法にて施行。回盲部までの到達時間 10分。検査中・痛みの訴え・ほとんどなし。S状結腸がかなり長めであったが、丁寧なたたみ込みが奏功、ループなしでSDJを通過、脾弯曲部に至り、横行結腸から肝弯曲部を経て回盲部まで型通りに挿入。全大腸にポリープを含め、出血源はみられず問題なく終了。(全検査時間:18分)熊本出身の方。現在は当地に居を構えておられる由。

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